「前立腺がんセミナー 患者・家族の集い 2015 東京」

「前立腺がんセミナー 患者・家族の集い 2015 東京」

腺友倶楽部発足後、初の主催となったのが、この「前立腺がんセミナー 患者・家族の集い 2015 東京」でした。
初回ゆえの心配と、費用の問題もあり、70人規模の会場しか準備ができなかったのですが、蓋を開けてみれば、募集開始からあっと言う間に(2週間を経ず)定員をオーバー、嬉しい悲鳴となりました。
実際の来場者は、受付名簿によると82名。後ろ半分はイスだけのシアター形式として、なんとかお座りいただけました。
お越しいただいたのは、腺友倶楽部会員と一般の方が約半数ずつで、僅かに会員のほうが多かったようです。

前立腺がんセミナー 患者・家族の集い 2015 東京チラシをダウンロードする

赤倉先生の講演も、エビデンスというものの考え方にまで踏み込んだ説明があり(とらわれすぎてもいけません)、すでにホルモン療法をやっている患者に対しては、大変興味深く、かつ価値あるお話をうかがうことができました。
3人の患者スピーカーからは、患者ならではの体験を聞く事ができ、このような形式が取れるのも、患者会が主催するセミナーゆえではないでしょうか。
特に、薬物療法についてお話をいただいた角田さんは、ご自分が非常に厳しい病態にあるにもかかわらず、後に続く腺友のため、このセミナーに対し全力投球をしていただきました。
ビデオはすでに公開されていますが( https://pc-pc.org/video )、患者にとってはもちろんのこと、医療者にもぜひ見ていただきたいし、参考になること受け合いです。

進行役をお願いしたのは、前立腺がん患者の奥さまで腺友倶楽部会員の岸さんです。
がんの話と言っても、あまり窮屈なセミナーや暗いムードにはしたくなかったのですが、結果として、なごやかな雰囲気で進行することができたのは、「むちゃ振り」をしたこの方のおかげと言えるかもしれません。(^^)>

■講演
「前立腺がん治療を考える上で大切なこと」
  JCHO東京新宿メディカルセンター副院長・泌尿器科部長 赤倉功一郎 氏

体験の語り
・横山 正さん・・・全摘手術
・石原雅広さん・・・放射線療法(IMRT)
・角田祐一さん・・・薬物療法

会場は超満員、なごやかな中にも熱気があふれていました。
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ご講演いただいた方々を中心に記念撮影。
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セミナーの後は、場所を移動して”懇親会”
こちらにも約40名がお集まりいただきました。がん関連の集まりにはめずらしく「飲み放題」。
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